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アメックスはリボ払いができないって本当?

クレジットカードはその便利さから、日本でも目覚ましい普及を遂げています。
その背景には充実したサービスやお得なポイントプログラムなどの特典がある他、年会費無料カードや家族会員の優遇、手厚い入会キャンペーンなど、新規申し込み条件の裾野が広がっていることがあげられます。
さらに、インターネット会員登録をすれば、サイトにログインすることでより便利に利用することができます。
今回の記事では、そんなクレジットカードの中で、アメックスの支払い方法について紹介します。
ビジネスやプライベートのさまざまな利用シーンで活用できるアメックスの支払方法について、2017年現在の情報をお伝えします。
アメックス(amex)の支払い方法の基礎知識
個人がクレジットカードで商品やサービスを購入した場合、その支払い金額はカードの締め日に確認され、一か月分の支払金額が決定します。
その金額を即時支払うのではなく、翌月以降の指定の日に支払うこととなります。
しかし、購入した商品やサービスひとつひとつの会計の時に、それらの支払いを一括払いでするのか、分割払いでするのかを選ぶことができ、そのことを踏まえた金額が締め日に決定されるのです。
しかし、ネット検索をすると「アメックスでは分割払いやリボ払いができないのですか?」という質問が数多く上がっており、その真意を知りたい人が多いようです。
アメックスの支払方法の基礎知識を一緒に学びましょう。
アメリカンエキスプレスの支払の流れ
アメックスは数あるクレジットカードの中でも、ステータスが高いクレジットカードとして知られ、審査を通過して入手すると上質なサービスを受けることが可能です。
普段のショッピングやグルメ、アミューズメントでの利用のほか、旅行やネットショッピング、公共料金の支払いなど、幅広いシーンで利用することができます。
お店で利用する場合には会計の時に店員さんに渡すことで支払いが完了し、ネットショッピングの場合はカード番号やカード有効期間、セキュリティーキーなどをフォーマットに入力すると支払いができます。公共料金は各社に事前手続きを済ませておくと、後は何もしなくても決済がなされます。
そして、これらの支払を1か月分蓄積し、締め日に確定した金額を翌月支払うという流れとなっています。
支払い期間や締め日などのキホン
アメックスの締め日と支払日は、引き落とし口座として選択している金融機関によって変わります。
ただ、基本的には毎月19日が締め日で、翌月の10日に支払いを行うパターンと、毎月21日が締め日で、翌月の26日に支払いを行うパターンとなっています。
たとえば毎月19日を締め日に選んだ場合には、翌月の10日までには銀行口座に利用金額を入金しておく必要がありますし、毎月21日が締め日なのであれば、翌月の26日までに利用金額を入金しておく必要があります。
いずれの場合も、クレジットカードの締め日から1カ月前後の時間差があるため、計画的に利用をすれば、家計の資金繰りを上手に行うことができるでしょう。
支払いが遅れたら他のカードの審査落ちの可能性も
もしも支払日に口座残高が不足していた場合には、信用情報にキズが付いてしまいます。
信用情報とは、クレジットカードの取引を含む全ての金融取引が記録されているもので、信用情報機関に登録されています。
もしもカード払いの遅延を起こしてしたり、繰り返しの遅延や滞納をしてしまった場合には信用情報ブラックとなり、今後のクレジットカードの発行やローン審査で落ちてしまう可能性が高まります。
カード利用金額の支払は滞りなく行うように銀行残高には気を付けましょう。
アメックスの支払方法の種類
クレジットカード利用時には、その支払いを一括で支払うのか、分割にするのか、ボーナス時に支払うのか、さまざまな選択肢があります。
しかし、アメックスは一括払いが原則となっています。
では、アメックスの場合は一括払い以外の方法は取れないのでしょうか?
アメックスの支払方法をひとつずつ検証して行きましょう。
利用金額をそのまま支払う一括払い
アメックスの支払い方法は原則一括払いとなっています。
購入した商品やサービスは、全て締め日に確認され、翌月に一括で支払う必要があるのです。
アメックスを利用したいという人は「一括払いで利用するべきカードだ」、という認識を持って利用すると良いでしょう。
しかし、一定の条件をクリアすれば分割払いを利用することも可能です。
支払い回数を分ける分割払い
その条件は2つあり、一つは入会してから6か月以上が経過していること、もう1つは分割払い審査を通過している必要があります。
あらかじめコールセンターに分割払いをしたいと伝えておき、審査オッケーであれば後日ハガキで通知が来ます。
それによって、それ以降のアメックスでの支払いは分割払いを選択することが可能となります。
ボーナス時期に支払うボーナス払い
ボーナス払いとは、利用したクレジットカードの料金をボーナスの時期にまとめて支払うという方法です。
アメックスのボーナス払いの月は基本的には2月と8月となっており、一般企業のボーナス月に合わせた時期に設定されています。
普段の家計のキャッシュフローに影響しにくいというメリットがあるため、大きな買い物をした場合などで活用すると便利です。
一般的に、分割払いには金利がかかりますが、ボーナス払いにはかかりませんので、節約の面でもお得な方法となります。
毎月一定額を払うリボ払い(ペイフレックス)
アメックスのリボ払いはペイフレックスという名前でサービスが行われています。
リボ払いとは、利用した額を分割払いにする方法ですが、毎月の支払額を基準に支払い期間を決める方法なので、計画的に返済を行いやすいメリットがあります。
アメックスでリボ払いをするには、リボ払い専用のコンパニオンカードが別途必要です。
入会6か月後してから審査が必要なので、やはり最初は一括払いが原則です。
アメックスのリボ払いの年利は14.9%で、20万円から100万円の範囲で利用可能です。
ただし、借金と同じ性質があるため、計画的な利用が大切です。
2回払いはできないの?
アメックスは2回払いを選ぶことはできません。
クレジットカードの中には2回払いが選択できるものもあり、手数料をかけずに分割払いできるものもありますが、アメックスはこの方法は採用していないので注意が必要です。
他のクレカの支払方法は?セゾンと比較してみた
アメックスの支払は原則一括払いで、分割払いやリボ払いを行うためには一定の条件が必要だと紹介しました。
では、他のクレジットカードの場合にはどのような支払方法があるのでしょうか?
ここでは代表してセゾンの場合の支払方法を紹介します。
セゾンの支払方法
セゾンカードは一括払いの他に、2回払いやリボ払いを選択することが可能です。
ボーナス払いも一括払いと2回払いを選ぶことが可能で、リボ払いも返済期間ごとに「短期コース」「長期コース」「定額コース」を選ぶことができます。
支払い方法の変更は電話やセゾンカウンターのほか、インターネットからも簡単に行うことが可能です。
後からリボ払いに変更可能
セゾンの場合には締め日になっていない未確定の利用分を後からリボ払いに変更することが可能です。
他のクレジットカード会社も後からリボ払いに変更できるところが増えており、フレキシブルな対応をしてくれています。
リボ払いへの変更は毎月14日までに手続きする必要がありますので、支払った分をリボ払いに変えたい時は、早めの手続きをオススメします。
ちなみにアメックスは後リボには対応しておりませんが、そのことが逆にアメックスのステータスの高さを物語っていると評価する人もいらっしゃいます。
まとめ
アメックスは一括払いが原則のクレジットカードですが、入会後6か月が経過した上、審査を行えば分割払いに対応が可能となります。
リボ払いも6か月以上経った上で、リボ払い専用のコンパニオンカードを入手すれば、利用が可能となりますが、こちらも入手のためには審査が必要です。
高いステータスを誇るアメックスを手軽に利用するために、これらの方法で支払いを分けることが可能ですが、原則は一括払いだと覚えておきましょう。

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