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皆様の中に「クレジットカードで切符を購入したい」と思った方はいませんか?金額の高い切符を購入したい場合、クレジットカードがあると便利ですね。

また少額の切符でもなるべくクレジットカードで購入し、できるだけポイントを貯めたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

また外国人旅行者が多くなった現在、空港アクセス列車の切符をクレジットカードで購入したいという方も多いことでしょう。

クレジットカードで切符が買えるかどうかは、各社で大きく異なります。JR各社及び大手民鉄の対応状況はどのようになっているか、詳しく説明していきましょう。

クレジットカードで直接購入できる会社

直接購入できる会社

JR各社の場合

JR各社では、一部を除き切符をクレジットカードで購入することができます。購入場所や機器の種類により、購入できる切符の種類や利用できるカード等が異なります。

みどりの窓口

JR各社のみどりの窓口で、切符をクレジットカードで購入できます。
利用できるクレジットカードは、JCB、VISA、MasterCard、AMERICAN EXPRESS、Dinersは共通で使えます。

また鉄道会社が発行する自社カード(例えば、JR東日本ならビューカード。但しJR北海道はビューカード、JR四国はJ-WESTカード)も使えます。

会社によっては、その他のクレジットカードも利用できることもあります。

但しICカードについては、以下の通りとなっています。

  • JR東日本…購入可。但しビューカードのみ
  • JR西日本、JR四国…SMART ICOCAの購入のみ可能
  • その他…購入不可

指定券が発売できる券売機

JR各社では、以下の通りとなっています。

指定席券売機(JR北海道、JR東日本、JR九州)、みどりの券売機(JR西日本、JR四国)、エクスプレス券売機(JR東海、JR西日本)で利用できます。

乗車券を含む多くの切符が購入できることが基本ですが、以下の制約があります。

  • エクスプレス券売機では東海道・山陽新幹線の切符のみ購入できます。
  • JR北海道およびJR四国では、指定席券売機の設置駅が限られています。
  • JR九州では特急券や新幹線とともに購入することが条件です。SUGOCA定期券は継続のみ購入できます。

利用できるクレジットカードは、JCB、VISA、MasterCard、AMERICAN EXPRESS、Dinersは共通で使えます。その他は以下の通りです。
・JR北海道では、ビューカード、イオン、DC、UC、UFJ、ニコス、オリコも利用可
・JR東日本ではビューカードも利用可
・JR東海ではJR東海エクスプレス・カード、J-WEST CARD(エクスプレス)も利用可
・JR西日本・JR四国ではJ-WEST CARD、「UFJ」「MUFG CARD」「UC」「DC」も利用可
・JR九州ではJQ CARD、UC、DC、UFJ、NICOS、楽天、SAISONも利用可

指定券は発売できないが、定期券が発売できる券売機

多機能券売機(JR東日本)があげられます。この券売機でのクレジットカード利用は、以下の場合に限られます。

  • ビューカードによる定期券の購入
  • ビューカードによるSuicaの購入、チャージ

大手民鉄の場合(1)・定期券に加えて、特急券も買える会社

有料の特急列車を運転している大手民鉄(但し、名古屋鉄道を除く)の多くは、定期券に加えて特急券も購入できます。また、乗車券も購入可能な会社もあります。

各社取扱い状況の平均は?

以下の内容の取扱いをしている会社が多くなっています。

  • 乗車券のみの購入は不可(一部を除く)
  • 定期券購入は、自社発行のカードのみ
  • 特急券は、VISA、MasterCard、JCB、Diners、AMERICAN EXPRESS及び自社発行のカードが利用可能
  • ICカードへのチャージはできません

各社別の取扱い

1)東武鉄道では、特急券や乗車券のクレジットカード購入は東武トップツアーズとなります。UCカードも利用できます。
  東武携帯ネット会員サービスによる購入もできますが、この場合は東武カード、VISA、MasterCard、JCBのみとなります。

2)京成電鉄では、スカイライナー券購入はライナー券発売窓口及び改札外自動発売機のみの扱いとなり、改札内自動発売機ではクレジットカードの利用はできません。

また銀聯、DISCOVERカードはライナー券発売窓口でのみ取扱います。
なお、スカイライナー券と同時に乗車券も購入できます。

3)西武鉄道では、特急券はUCカードでも購入できます。

また定期券購入には自社カードだけでなく、VISA、MasterCard、JCB、Diners、AMERICAN EXPRESS、UC、セゾンカードが利用できます。購入は窓口及び自動定期券発売機でできます。

4)小田急電鉄では、特急券は小田急主要駅窓口、e-Romancecarサイトでの購入となります。自動券売機でクレジットカードを利用した購入はできません。

  定期券はVISA、MasterCard、JCB、Diners、AMERICAN EXPRESS及びOPカードが利用可能です。定期券発売機能付き自動券売機または定期券発売窓口で購入できます。

5)京急電鉄のWing Ticketは、KQuickでの購入となります。券売機でクレジットカードによる購入はできません。

6)近畿日本鉄道では、特急券うりばや駅営業所でも乗車券・特急券・定期券が購入できます。

難波、上本町、阿部野橋、京都、大和西大寺、奈良、橿原神宮前、名張、名古屋、四日市、津、宇治山田の駅営業所では銀聯カードも利用できます。
なお、Diners、AMERICAN EXPRESSカードは駅営業所のみの利用となります。

7)南海電気鉄道では、泉北ライナー券以外の特急券は南海電車主要駅、南海国際旅行主要営業所、全国主要旅行代理店で購入できます。

購入には主要クレジットカードが利用でき、定期券も購入できます

銀聯カードのご利用は難波駅・新今宮駅・天下茶屋駅・りんくうタウン駅・関西空港駅・高野山駅となります。

大手民鉄の場合(2)・定期券だけ買える会社

利用可能なカードの種類により、大きく2種類に分けられます。

主要ブランドのクレジットカードが使える会社

東京メトロ、東京都交通局、東急電鉄、阪急電鉄、阪神電鉄、西日本鉄道では、定期券の購入にJCB、VISA、MasterCard、AMERICAN EXPRESS、Diners、自社カードが利用できます。

定期券発売窓口や定期券が発売できる自動券売機で購入できます。

各社の状況は以下の通りです。
1)東京都交通局では、MUFG、DC、UFJ、NICOS、UCカードも使用できます。
2)東急電鉄では、UCカードも使用できます。
3)阪神電鉄で利用可能な定期券発売窓口は、梅田・尼崎・甲子園・西宮・御影・神戸三宮の各駅となっています。
4)西日本鉄道では、西鉄定期券発売所、西鉄天神高速バスターミナル、博多バスターミナル、バス営業所などで購入できます。

自社発行のクレジットカードのみを扱う会社

京王電鉄、相模鉄道、京阪電気鉄道では、自社発行のクレジットカードで定期券を購入する場合のみ、クレジットカードを利用できます。定期券発売窓口、及び定期券発売可能な自動券売機で購入できます。

対象カード及び購入窓口が限られている会社

名古屋鉄道では、以下の扱いとなっています。

・名鉄ミューズカード、メディアカードのみ使用できます。

・名鉄ミューズカードは定期券購入に限り赤池駅、弥富駅を除く有人駅で使用できます。メディアカードは主要駅での購入となり、また名鉄線完結の定期券のみ購入できます。

・名鉄名古屋駅サービスセンターに限り、定期乗車券、特殊券、回数特別車両券(時差・土休回数ミューチケットを含む)などが購入できます。

特に、中部国際空港から空港アクセス特急「ミュースカイ」等を利用する際にクレジットカードの利用はできませんので、十分注意が必要です。

クレジットカードで直接購入できない場合は?

直接購入できない場合

クレジットカードで直接乗車券を購入できる会社は、JR各社、東武鉄道、近畿日本鉄道の各社に限られます

また券売機でクレジットカードを使い乗車券を購入できる鉄道事業者はJR東日本、JR西日本で、いずれも指定券を購入できる券売機のみでの使用となります。

お持ちの交通系ICカードの種類によっては、一旦クレジットカードでICカードにチャージすることにより、実質的にクレジットカードで乗車券等を購入できる場合があります。以下でその方法を説明しましょう。

クレジットカードでチャージできるICカードを持っている場合

Suica利用者でビューカードをお持ちの場合

Suicaとビューカードを両方お持ちの方は、VIEW ALTTE及びJR東日本の多機能券売機でクレジットチャージができます。Suicaには20,000円になるまでチャージが可能です。

モバイルSuicaをご利用の場合は、ビューカード以外でもチャージが可能です。但しオートチャージはビューカードのみの利用となります。

SMART ICOCAを利用している場合

SMART ICOCAをお持ちの方は、クイックチャージ機・入金機・自動券売機・のりこし精算機でチャージ可能です。チャージ方法はカードを挿入し、チャージ金額のボタンを押すだけでチャージ完了です。

SMART ICOCAはJCB、VISA、MasterCard、AMERICAN EXPRESS、Diners、J-WEST、MUFG、DC、UC、UFJのいずれかのクレジットカードをお持ちの場合に購入できます。

チャージ代金は購入する際に指定したクレジットカードにて決済されます。

クイックチャージには利用限度額があります。1日20,000円、1ヵ月40,000円が上限です。

オートチャージを利用する

SuicaやPASMOをお持ちの場合は、事前に申し込むことによりオートチャージが利用できます。PiTaPaについては、「4.PiTaPa加盟各社の場合」をご参照ください。

Suicaの場合

カード型Suicaの場合はVIEW ALTTEで、モバイルSuicaの場合はスマートフォン等の携帯情報端末で行います。

申込みにはSuicaとビューカードが必要です。Suicaとビューカードは一体型でも、別々でもかまいません。
オートチャージする条件や金額を設定画面で指定します。どちらも1000円~10000円(千円単位)で指定できます。

なお、オートチャージはビューカードのみのサービスです。モバイルSuicaであっても登録しているクレジットカードがビューカード以外の場合、オートチャージは利用できません。

PASMOの場合

PASMOをお持ちの場合は、事前に申し込むことによりオートチャージが利用できます。
初期設定では「残高2000円以下の場合、改札入場時に3000円チャージ」となっています。

オートチャージする条件や金額は、1,000円~10,000円(千円単位)の範囲で変更することができますから、変更を希望される場合はPASMO取扱事業者の駅に申し出てください。

なお、PASMOオートチャージサービスには利用限度額があります。1日あたり10,000円、1ヵ月あたり50,000円が上限です。

PiTaPa加盟各社の場合

PiTaPa加盟各社

PiTaPa加盟各社の窓口や自動券売機等で直接クレジットカード決済する場合は
・大手民鉄の場合(1)・定期券に加えて、特急券も買える会社
・大手民鉄の場合(2)・定期券だけ買える会社
で説明した通りですが、PiTaPa加盟各社ではPiTaPaを使ってクレジットカード決済することもできます。この場合は、以下の要領となります。

PiTaPaエリア内での利用

PiTaPaエリア内で鉄道等、または電子マネーを利用される場合、代金はその都度自動的にクレジットカード決済されます。

従って予めチャージしたりする必要がなく、切符を購入する必要すらありません。改札の入場・出場、及び加盟店のレジで使う際は、ただタッチするだけでクレジットカードによる購入となります。

したがってPiTaPaは、クレジットカードで切符を購入できるもっとも簡便な方法といえるでしょう。

PiTaPaエリア外での利用

PiTaPaエリア外で利用する場合は、予めチャージをしておく必要があります。クレジットカードによるチャージはオートチャージに限られます。また事前に登録が必要です。

オートチャージを実行するには、以下の要件があります。

・PiTaPaエリア内での自動改札、かつPiTaPa定期券の有効区間外での利用であることが必要です。
・カード残高が1000円以下の場合、改札機にタッチすることにより2000円をチャージします。(小児用はカード残高が500円以下の場合に1000円をチャージします)

従ってPiTaPaエリア外での利用の場合、PiTaPaで一度に3000円を超えるクレジット決済をすることはできません。

まとめ

クレカで切符購入

鉄道会社各社のクレジットカード対応状況は、以下の通りとなっています。

・乗車券の購入はJR各社、東武トップツアーズ、近畿日本鉄道のみとなります。

・特急列車を運行している鉄道会社については、特急券はクレジットカードで購入できます。

但し一部の鉄道会社については使用できるクレジットカードや窓口が限られていることがありますので注意が必要です。

・定期券の購入はJCB、VISA、MasterCard、AMERICAN EXPRESS、Diners、自社カードで可能な会社が大半です。但し京王電鉄、相模鉄道、京阪電気鉄道では自社カードのみ利用できます。

・PiTaPa加盟各社では、PiTaPaを改札や店舗で利用することにより自動的にクレジット決済されます。切符をクレジットカードで購入したことと同じことになり、大変便利です。

・乗車券等をクレジットカードで購入できない会社でも、SuicaやSMART ICOCAをお持ちの場合は一旦クレジットチャージを行うことにより、実質的に切符をクレジットカードで購入することができます。

但しビューカード以外でSuicaにチャージする方法はモバイルSuicaのみとなり、かつ券売機では利用できません。

・SuicaやPASMO、PiTaPaではオートチャージも可能です。但し上限額があります。

またPiTaPaでのチャージ額は2000円で固定ですので、チャージ前残高とあわせて3000円を超える決済をしたい場合は別途現金チャージをする必要があります。

クレジットカードでの切符の購入は、定期券や特急券であれば比較的購入できる箇所が多いものの、乗車券については購入できる会社や箇所が限られています。

この場合でもSuicaやSMART ICOCAをお持ちであれば、これらを介することで実質的に切符をクレジットカードで購入することができますので、あわせてご検討ください。

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