コンテンツ詳細

クレジットカードは1枚のカードで簡単に会計を済ませることができるため、とても便利に利用することができます。

しかし、クレジットカードが便利なのは会計の時だけではありません。後払いの料金を決済する時の決済方法も便利なのです。

クレジットカードの支払方法は、一括で全てを支払うだけでなく、分割払いやリボ払いという方法を選択できるので、手元にお金がなくても安心して支払うことが可能です。

この記事では分割払いとリボ払いの違いについて詳しく解説し、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

分割払いの特徴を具体的に解説

利息
分割払いの大きな特徴は、「自分で支払い回数を決めることができる」「金利手数料が必要」「返済方法を変更できない」などがあげられます。それぞれどのような内容なのか、具体的に見て行きましょう。

支払い回数を決めることができるが、返済方法は変更不可

分割払いは1回ごとの利用料金を複数回に分けて支払う方法で、一括で支払うのが厳しい場合に、利用料金を分散して一回当たりの負担を軽減する方法です。

選択可能な支払い回数はクレジットカード会社ごとにことなりますが、一般的には3回・5回・10回・12回・15回・18回・20回・24回・30回・36回払いの対応が多いようです。

また、単純に分割するだけでなく、ボーナス月に一定額をまとめて支払うボーナス払いを選ぶことも可能です。

分割払いをしている最中に、さらにクレジットカードを利用した場合は、月々の返済額が加算されることになります。

ただし、負担が大きくなったからといって、後から返済方法を変更することは基本的にはできません。

分割払いによって月々の負担が少ないからといって、無計画に利用しているとトータルの返済額が増えてしまいます。

また、残額や残りの返済期間を把握していない人も多いようですが、支払いについてはしっかりと管理しておきましょう。

金利手数料が必要

分割払いを選択した場合には、金利手数料を覚悟しなければなりません。分割払いの金利相場として、およそ12%~15%の金利がかかりますので、金利の面だけでいうと一括払いの方がお得です。

分割払いの計算は単純に利用した金額を回数で割り算し、金利分を加算するとはじき出すことが可能です。

《利用金額10万円の場合の分割払い計算例》
5回払いを選択した場合 1回の支払い金額2万円+金利分
10回払いを選択した場合 1回の支払金額1万円+金利分
20回払いを選択した場合 1回の支払金額5,000円+金利分

リボ払いの特徴を具体的に解説

クレジットカード
リボ払いは実質のところ、利用した金額分を小分けにして支払っているため、分割払いとの違いが分かりにくいという人もいらっしゃいます。

リボ払いの特徴は、「月々の返済は一定」「金利手数料が必要」「返済方法を変更できる」などがあります。

では今度はリボ払いの特徴について1つずつ見て行きましょう。

月々の返済は一定で、返済方法は変更可能

リボ払いは毎月決まった金額を支払っていく方法で、追加でカード利用をしない限りは毎月同じ金額を支払っていくため、支払計画が立てやすい方法といえます。

利用金額ごとに月々の最低支払額が決まっており、たとえば楽天カードの場合、カード利用20万円以内なら毎月最低5,000円以上支払い、カード利用20万円超なら毎月最低1万円以上支払えば良いということになります。

この金額をクリアしていれば、毎月の支払額は自分で決定することも可能なので、フレキシブルな支払方法となっています。

リボ払いはカード利用をした後でも、支払方法を変更することが可能です。

リボ払いの支払方法は「店頭で指定」「利用後に変更」「事前登録」「リボ専用カード」の全部で4つのパターンがあり、いずれかの方法で活用することが可能です。

1.店頭で指定

店頭でショッピングをした際に支払い方法を選択することができます。

その時にリボ払いを指定すると、支払方法がリボ払いとなります。もちろんインターネットでの利用時も同様です。

2.利用後に変更

ショッピング利用後に、リボ払いに変更することが可能です。

クレジットカード会社に連絡することで、後からでもリボ払いに変更してくれます。

3.事前登録

最初から全てのショッピング利用をリボ払いに指定することも可能です。

仮に会計の時には一括払いといってもリボ払いとなるため、人前でリボ払いというのが恥ずかしい場合や、うっかり一括払いにしてしまった場合に役立ちます。

4.リボ専用カード

リボ払い専用カードを使用した場合には、そもそもリボ払いしかできません。

事前登録と同様に、会計時に一括払いといっても、実際にはリボ払いとなりますので、安心して利用することができます。

金利手数料が必要

リボ払いも分割払いと同様に金利手数料が必要です。

リボ払いの金利手数料の相場は約15~18%で、分割払いよりも若干高めとなっています。

リボ払いも分割払いも、実質的にその期間借入をしているようなものなので、その期間に対する金利の支払いが必要となります。

分割払いと比較すると少々返済期間があやふやなリボ払いの方が、その分だけ金利が高くなっていることが伺えます。

リボ払いの計算もそれほど難しいわけではありません。要するに1回の支払金額と支払回数が利用金額とイコールになっていれば良い訳で、そこに金利という要素が付随するだけのシンプルな式となります。

《利用金額10万円の場合のリボ払い計算例》
1回の支払い金額2万円に指定した場合 2万円×5回払い+金利分
1回の支払金額を1万円に指定した場合 1万円×10回払い+金利分
1回の支払金額を5,000円に指定した場合 5,000円×20回払い+金利分

リボ払いと分割払いと違いをまとめると

カード払い
クレジットカードで支払った金額は、締め日で支払金額が決定され、別の月に支払うことになります。

例えば月末締めの翌15日払いの場合は、当月内に使用した金額の合計が月末時点で計算されることとなり、翌月の15日に支払いをします。

つまり月初に支払った金額は約1カ月半、月末に支払った金額は約2週間の猶予期間があるわけです。

そのため、家計の資金繰りが付けやすく、より計画的なショッピングを楽しむことが可能です。

しかし、さらに計画的なクレジットカードの利用法として、ここまで紹介した分割払いとリボ払いという支払方法があるのです。

では、これらの違いのポイントを頭に入れておきましょう。

リボ払いと分割払いとの違いを要約

分割払いとリボ払いの違いは、支払い方法のどの部分を固定するかが異なります。

分割払いは支払った金額を3回、5回、10回というように選択することが可能で、支払回数を固定し、毎回の支払金額はカード利用金額に応じて異なります。

手数料などを考えないたとえ話として、10万円を10回払いした場合には1回につき1万円、5回払いの場合には1回の支払が2万円となります。

一方、リボ払いは毎月の支払額が固定されており、カード利用金額に応じて支払い回数が異なります。

同じく10万円分のカード利用をし、月々の支払を1万円に設定した場合には10回払い、2万円に設定した場合には5回払いとなります。

楽天カードを例に分割払いとリボ払いの手数料比較!

お金
楽天カードを例に、分割払いとリボ払いの手数料について比較してみましょう。これまでの例と同じく10万円を利用した場合で比較します

《楽天カード分割払い》
5回払い(金利13.5%) 月々の支払額20,000円、手数料総額3,400円
10回払い(金利14.5%) 月々の支払額10,000円、手数料総額6,800円
12回払い(金利14.75%) 月々の支払額8,333円、手数料総額8,160円
15回払い(金利15.0%) 月々の支払額6,666円、手数料総額10,200円
《楽天カードリボ払い》
5回払い(金利13.5%) 月々の支払額20,000円、手数料総額3,750円
10回払い(金利14.5%) 月々の支払額10,000円、手数料総額6,875円
12回払い(金利14.75%) 月々の支払額8,450円、手数料総額8,000円
15回払い(金利15.0%) 月々の支払額6,000円、手数料総額11,000円

これらを比較すると、分割払いの方がリボ払いよりも手数料が少しだけお得であることが分かります。

分割払いのメリット

支払いたらすべての金額を払い終えるのかが不明瞭となるケースがあります。

もちろん明細を確認すれば分かるのですが、途中に追加で利用したり、繰り上げ返済をすると、都度確認を取らなくては分からなくなります。

一方、分割払いの場合には、最初から回数指定で支払いを行うため、いつごろ支払が完了するのかが明確です。

そのため、欲しい高額商品がある場合などに、支払完了後の月に買うなどの判断がしやすくなります。

意外と知らない人が多いことなのですが、クレジットカードには2回払いに対応しているものがあります。

多くの人が一括払いの次は3回からの分割と思っているようなのですが、2回から分割できるカードもあるため、一度あなたのカードで確認してみましょう。

2回払いに対応しているカードの場合、手数料がかからないことが多いため、お得に分割払いの仕組みを利用することが可能です。

どうせ同じ買い物をするのであれば、少しでも得になるほうが良いかと思いますので、ぜひ2回払いを上手に活用しましょう。

分割払いのデメリット

分割払いはメリットばかりではなく、デメリットもあります。

分割払いにおいて最も大きなデメリットといえるのは、支払計画が立てにくいということでしょう。

分割払いは利用した金額を回数指定で分割するため、支払い計画が立てやすいというイメージを持っている人もいらっしゃるかも知れませんが、実際にクレジットカードを利用すると意外と計画が難しいのです。

分割払いの支払計画が立てにくい理由は、必ずしも毎月同じ金額を支払うことにはならないからです。

クレジットカードを利用している人は、さまざまなシーンで支払い方法として活用している場合が多く、分割払いでの利用分はそのうちの1つのパターンにすぎません。

そのため、普段の利用分に上乗せして分割払いの支払が必要となります。

普段の利用分の金額が変動すると、分割払いを上乗せした金額も毎月変わりますし、分割払いが終わってない段階でさらなるカード利用があると、また支払料金が変動します。

つまり、支払金額が一定ではないため、先々の支払金額が不明瞭であるため、支払計画が立てにくいのです。

リボ払いのメリット

カードショッピングットのところで述べた月々の支払い管理が、リボ払いの場合は楽ということがいえます。

リボ払いは繰り上げ返済が可能というメリットもあります。

繰り上げ返済とは、予定よりも早めに残額を支払うことをいい、これにより残額分にかかるはずであった金利を浮かすことができます。たとえば購入する時は手持ちのお金が少ないけれど、近い将来まとまったお金が入る可能性がある場合などに有効な方法です。

もしもまとまったお金が入らなかった場合を想定してリボ払いにしておき、予定通りお金が入ったら繰り上げ返済をするというのが効果的な活用法だといえるでしょう。

ちなみに、分割払いでも繰り上げ返済をできなくはないのですが、カード会社に連絡をした上、早期完済手数料を支払う必要があるなどのデメリットが発生するため、リボ払いの方が柔軟です。

リボ払いのデメリット

リボ払いはとても手軽で便利である反面、それなりのデメリットもあります。

リボ払いの大きなデメリットとしては、「金利が分割払いに比べて割高であること」や、「借入額が増えやすい」ということです。

メリットだけでなくデメリットも考慮した上での利用が大切です。

金利が割高

リボ払いは分割払いと比べると金利が割高です。

さきほどもご確認いただいたように、同じ支払金額や支払回数だったとしても、余分に金利が必要となります。

同じ金額に利用するのに余分な費用が発生するわけですから、利便性と別途費用のバランスを考慮して利用する必要があるでしょう。

特に、分割払いで2回払いの場合には手数料がかからないわけですから、ある程度まとめて支払うことができるカード利用の場合には、さっさと払ってしまった方がお得です

中には計画的な利用のために、ほとんどの利用をリボ払いにしている人がいらっしゃいますが、金利という観点から考えるとあまりお得ではないでしょう。

管理方法を工夫して最もお得な金利で利用することがおすすめです。

借入額が増えやすい

リボ払いで最も気を付けたいことは、借入額が増えやすいというところです。

毎月決まった金額を支払っていれば、負担なく利用することができる上、残高総額の情報把握しにくいという特徴から、気が付けば多額の支払が生じているというケースがあります。

リボ払いは実質上借金をしているのと同じです。

しかし支払をしている人は、借金ではなく単なる支払いサイトが遅い支払方法だと認識しているケースが大半です。

気が付けばキャッシングでの多重債務と同じような状態に陥ってしまっていたということにもなりかねませんので、月々の支払い額だけでなく支払総額も常に把握し、利用明細の一覧は定期的に確認しておきましょう。

分割払いとリボ払いのどちらを選ぶべき?

お金
ここまで分割払いをリボ払いの違いを解説してきましたが、どちらもメリットとデメリットがあり、一概にどちらが良いとはいえません。

総合的にどちらが良いかというよりも、ケースバイケースでどちらの方法が良いのかを選ぶべきでしょう。

最後は、分割払いがふさわしいケースと、リボ払いがふさわしいケースをそれぞれ紹介したいと思いますので、ぜひあなたのケースに合わせて参考にしてください。

分割払いがふさわしいケース

分割払いがふさわしいケースは、それなりに高額な臨時出費の場合などが良いでしょう。たとえば冷蔵庫や洗濯機が故障してしまい、新しく買い替える場合など、手元にあまり現金がなく、一括払いをすると負担が大きい場合です。

ただし、わざわざリボ払いにして月々の返済金額を指定し、数カ月に渡って支払い続けるほどの金額ではない場合が分割払いにピッタリなケースなので、適切な回数を指定することができる分割払いは、急な家電の買い替え程度の高額商品購入時におすすめです。

リボ払いが得なケース

リボ払いにすべきケースは、月々の支払金額指定でないと生活に支障がでてしまうケースです。

たとえば、今後支払う予定のクレジットカードの支払額が大きく蓄積されてしまい、このままでは返済遅延を起こす可能性があるケースなどです。

リボ払いにすることで、取りあえず急場をしのぐこともできますし、今後過剰な利用をしなければ、支払い完了まできっちりと支払っていくことも可能です。

こういった場合にはリボ払いはとても有効なので、いざという時に頼れる方法です。もちろんその場しのぎにならないように、計画的な利用はとても重要です。

分割払いとリボ払いは、場合によっては併用しても良いでしょう。

たとえばクレジットカードを複数枚持っている場合には、一括払い用と分割払い用、リボ払い用に分けておくと管理がしやすいです。

それぞれのカードの特徴や支払日、利用頻度に合わせながら、上手に使い分けすると良いでしょう。

ただし、併用した結果、見た目には月々の支払の効率化が図れたように見えることがありますが、支払わなければならない金額は膨れ上がっていることがあります。

数字のマジックに騙されて負債を先送りしないように細心の注意が必要です。

【まとめ】
ショッピング
クレジットカードにおける分割払いとリボ払いの違いは、分割払いが支払回数固定であるのに対し、リボ払いは支払金額固定となっており、それぞれにメリットとデメリットがあります。

総合的にどちらが良いというものではなく、それぞれケースバイケースで使い分けると良いでしょう。ただし、いずれの場合も計画的な利用が大切です。

基本的には分割ばらいもリボ払いも、借金をしているのと同じ状況なので、高額な支払いが積み上がって行かないように注意が必要です。

関連記事

カテゴリー

ページ上部へ戻る