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中国本土で人気ナンバー1を誇る銀聯カードが日本でのネット決済に対応しました。

今では中国人の二人に一人が利用している程のシェア数で、中国人観光客がより日本にお金を落としやすくする効果が望めます。

今回の記事ではそんな銀聯カードがネット決済に対応したことでどれほどの経済効果が出るのか解説していきます。

銀聯(ぎんれん)カードってどんなもの?

銀嶺カード
日本では聞いたことがなくて、中国に行った時に銀聯カードの存在を知ったという人も多いのではないでしょうか。

確かに日本ではあまり聞かないカードですが、一体どのようなカードなのか気になりますよね。

銀聯カードの銀聯は中国の銀行カード産業の共有ブランドを象徴する名称となっていて発行枚数は20億を超えていて中国だけでなく、海外141の国や地域で利用できるため中国国内だけでなく全世界で使われています。

そんな銀聯カードですが分かりやすく言えばデビットカードの一種です。

自分の銀行預金残高と紐づけて利用するため、自分の預金残高以上の額は使えないようになっています。

さらに決済と同時に引き落としのため預金残高を確認すれば自分がどれほど使ったのか一目でわかります。

また、キャッシュカードとしても利用が出来るため中国国内ですごい勢いでシェアが拡大しています。

このように便利で利用者数の多い銀聯カードをネットで使えるようにしたのが「銀聯ネット決済」です。

日本では決済代行サービスを提供している「ソフトバンクペイメントサービス」が2016年1月21日に銀聯ネット決済を導入しサービスを開始しました。

これは中国人観光客の確保を目的としていて、決済が簡単になることで中国人が買い物をしやすくする狙いがあります。

ですが銀聯ネット決済サービスを始める前は「Alipay国際決済」というサービスがありました。

次はこの「Alipay国際決済」と「銀聯ネット決済」の違いについて説明します。

Alipay国際決済と銀聯ネット決済の違い

Alipay
Alipay国際決済はアリババグループ(阿里巴巴集団)と呼ばれる中国の情報技術関連の事業者が提供しているオンラインによる決済サービスで、銀聯カードや一般的なクレジットカードのように店舗では使いません。

利用方法は公式サイトから自分のアカウントを作成し、口座を作ってそこにお金を入れます。

そして、その口座から加盟している様々なサイトへの決済に使われます。

Alipay国際決済は分かりやすく言うと「ネットに口座を作る電子マネープリペイド方式」です。

日本にもこのような電子マネープリペイド式のシステムはたくさんあり、代表的なものでウェブマネー、Yahoo!ウォレットなどです。

銀聯カードは先程もご紹介した通りデビットカードの分類で、Alipay国際決済とは似ていますが違います。

銀聯カードの強みはクレジットカードと同様に店舗でもネットでも取扱っている場所が多いことです。

なので中国ではAlipayよりも銀聯カードが普及しています。

そのためソフトバンクペイメントサービスが日本でも銀聯ネット決済を使えるようにしたのは日本のサイトからでも品物を買えるようにする狙いがあるわけです。

日本から中国向け越境ECの市場規模

中国
越境EC(えっきょうイーシー)とはインターネット通販サイトを通じて行われる国際的な取引の事です。

日本のサイトで銀聯ネット決済が使えるようになったことで、このような国境を越えた売買が出来るようになりました。

経済産業省の調査によると、日本から中国向け越境ECの市場規模が2015年に7,956億円になったとの統計も出ています。

2019年には2兆3,359億円もの利益が期待されており、2017年現在ではEC事業者による多数の言語に対応した通販サイトや安定した物流サービスなどのネットワーク構築が活発に行われています。

このような取り組みの背景には様々な理由があります。

東京オリンピック開催

2013年に東京オリンピック開催が決定しました。

2020年の開催に向けて様々な企業が外国人確保に向けて動いています。

そのうちの一つに中国人向けの決済サービス充実が含まれていました。

元々中国人の爆買いと呼ばれる買い占め行為が度々ニュース等で取り上げられて話題となっていましたよね。

旅行で訪れた中国人が日本で利用した金額は1人当たり28万4,000円と訪日外国人消費動向調査結果によって出ています。

さらに外国人観光客の約25%は中国人という高い割合です。

中国人向けのサービスが充実してきていますのでこれからどんどん訪日する中国人の割合は増加していくでしょう。

日本の商品のリピーター狙い

越境ECは日本で爆買いをした商品をまた中国国内から買う狙いもあります。

日本で買った商品を気に入ったらまた買いたいと思うのは当然ですが、また日本にショッピングしに行くのは大変ですよね…。

そのため、ウェブサイトで日本の商品を簡単に買うことを可能にして中国国内からお金を使ってもらえる仕組みを作り上げたわけです。

リピート客を増やすため、日本の商品をさらに知ってもらうために銀聯ネット決済が対応したことは日本にとってとても有益なことなのです。

◆まとめ◆
いかがでしたか?

今回は銀聯カードのネット決済がもたらす経済効果についてご説明してきました。

銀聯カードでのネット決済方法で利用できるオンラインショップ「バイジェイドットコム」と言うものがあり、手数料はかかりますが商品の受注から最短2日で商品が顧客の手元に届きます。

今後このような使えるサイトが増えていくことは間違いないでしょう。

銀聯カードに加盟すればオンラインで中国人相手に商売が出来るのでビジネスの観点でとても重要になってきます。

今後も中国客の確保は大きなポイントであることは間違いないでしょう。

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