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はじめに

信用情報

CICという名前を聞いた方は、それほど多くないと思います。

クレジット契約を詳しく調べた方や、カードを作れなかった方ならば、知っているかもしれません。

しかし、CICはクレジットやキャッシング等において、大変重要な役割を担っています。

どのような会社で、どのような役割を担っているでしょうか。これから、詳しく説明していきましょう。

CICとはどんな会社?

会社
CICとはどのような会社なのかみていきましょう。

そもそも「信用情報機関」とは?

信用情報機関は、クレジットやキャッシング、ローン等を利用している人の「信用に関する情報」を加盟各社から収集し、また加盟各社からの照会に応じ情報を提供する機関です。

これにより、消費者に対し過剰な貸し付けを行うことや貸し倒れを未然に防ぐ社会的役割があります。

CICとはどんな会社?

CICは、主にクレジット事業者が加盟している信用情報機関です。

しかし、実際はクレジット会社はもちろん、小売業、保険会社、銀行、携帯電話会社、消費者金融会社など、多種多様な事業者が加盟し、信用情報の照会と登録を行っています。

そのためCICは、平成22年3月11日に貸金業法に基づく指定信用情報機関の、平成22年7月20日に割賦販売法に基づく指定信用情報機関の指定を受けています。

割賦販売法および貸金業法に基づく指定信用情報機関として指定を受けた唯一の指定信用情報機関です。

また、CICの情報を利用したい事業者はCICに加盟する必要があります。

この場合、入会時に加盟基準による審査があるほか、加盟後も毎年加盟基準を満たしているか審査を受けることとなっています。

どうしてCICが私の個人情報を知っているの?

カードやローン・携帯電話の分割払いの申込書に、下記の内容が記載されています。

この内容を承諾いただいた上で申込みをすることとなっています。また、利用規約にも記載されています。

  • 申込書の内容は、加盟する信用情報機関へ登録されること
  • 加盟する信用情報機関が、申込者の信用情報を利用することを予め承諾すること

CICの情報、このように活用されています

情報活用
CICの情報はどのように使われているのかみてみましょう

クレジット・貸金業各社にとって重要な審査情報の一つです

クレジットやキャッシング、携帯電話の分割払い等は保証人不要の契約ですので、申込者が支払不能になり破産した場合は貸し倒れとなってしまいます。

そのため、審査の時点で申込者がきちんと支払をしてくれる人なのかどうかを可能な限りチェックすることが、リスク低減のためには大変重要です。

CICは加盟するクレジットカード各社や貸金業者、携帯電話会社等からの照会に応じ、申込者の信用情報を提供しています。

この信用情報を参照することにより、カード・ローンの入会申込みや分割払いの申込み審査における重要な資料の一つとしています。

例えば、下記にあげる項目は審査の際に大変重要な項目となるでしょう。

  • 他社での支払状況はどうか?きちんと支払ってくれる人か?
  • 申込者の支払能力を超えるクレジット契約とならないか?
  • キャッシングやローンの場合は、年収の3分の1の範囲内に収まるか?

申込者は、複数のクレジットカード等を契約していること、また複数のキャッシング契約を結んでいることもあるかもしれません。

その場合、加盟各社の努力だけで上記項目を確認することは困難です。

このため、CICから上記の情報を入手することによりスピーディーかつ確実に申込者の信用情報を把握することができ、より確実な審査を行うことができます。

なお、加盟各社にも以下の義務が課されています。

  1. クレジット業者は、個人との与信契約を締結したときは、遅滞なく、基礎特定信用情報を加入する指定信用情報機関に提供しなければならないこととなっています。
    また、既に提供した基礎特定信用情報に変更があったときは、可能な限り迅速に基礎特定信用情報の更新を求めることとしています。
  2. 貸金業者の場合は、個人向けのローン契約を締結したとき、および提供(登録)した個人信用情報に変更があったときは、遅滞なく、個人信用情報を加入する指定信用情報機関に提供しなければなりません。

クレジットやキャッシング利用に欠かせない「信用情報」とその内容

信用情報
CICから加盟するクレジットカード会社や貸金業者に提供される信用情報は、以下の通りとなっています。

クレジット契約や分割払いの場合の「基礎特定信用情報」

  1. 本人を識別するための情報
    氏名(ふりがな)、住所、生年月日、電話番号、勤務先の商号または名称、運転免許証等の本人確認書類の番号(クレジット業者が入手した場合に限る)が記録されます。
  2. 契約内容等
    包括クレジットと個別クレジットの2種類に分かれています。
    包括クレジットの場合は、契約年月日、クレジット債務残高、年間支払見込額、包括クレジット債務又は包括クレジットの手数料の支払の遅延の有無、包括クレジットを特定するに足りる番号等が記録されます。

    個別クレジットの場合は、契約年月日、クレジット債務残高、年間支払見込額、個別クレジット債務又は個別クレジットの手数料の支払の遅延の有無、個別クレジットを特定するに足りる番号等、契約商品名等、契約商品の数量等が記録されます。

キャッシングやローンの場合の「個人信用情報」

情報

  1. 本人を識別するための情報
    氏名(ふりがな)、住所、生年月日、電話番号、勤務先の商号または名称、運転免許証の番号(本人が交付を受けている場合)、本人確認書類の記号番号(当該書類により本人確認を行った場合)が記録されます。
    配偶者貸付けの場合には、当該配偶者に関する上記の事項も記録されます。
  2. 契約内容等
    契約年月日、貸付の金額、貸付の残高、元本または利息の支払の遅延の有無、総量規制の対象外の契約に該当する場合にはその旨が記録されます。

加盟各社からの情報提供義務

加盟各社には以下の義務が課されています。

  1. クレジット業者は、個人との与信契約を締結したときは、遅滞なく、基礎特定信用情報を加入する指定信用情報機関に提供しなければならないこととなっています。
    また、既に提供した基礎特定信用情報に変更があったときは、可能な限り迅速に基礎特定信用情報の更新を求めることとしています。
  2. 貸金業者の場合は、個人向けのローン契約を締結したとき、および提供(登録)した個人信用情報に変更があったときは、遅滞なく、個人信用情報を加入する指定信用情報機関に提供しなければなりません。

他の信用情報機関とも情報交流しています

情報交流
CICは、クレジットの場合はCRINにより、貸金業の場合はFINEにより、他の信用情報機関と情報交流を行っています。

CRIN

CIC、全国銀行個人信用情報センター、日本信用情報機構の間で、延滞に関する情報および各信用情報機関にご本人が申告した本人確認書類の紛失盗難に関する情報などの情報交流を行っています。得られた情報は、加盟するクレジット各社が申込者の支払い能力を調査する目的で使用します。

FINE

CICと日本信用情報機構との間で、個人信用情報や申込情報を交流しています。これは貸金業法で義務付けられている事項です。

プライバシーへの配慮は?

信用情報は個人情報のかたまりです。

そのため、CIC自身がプライバシーマークの取得していることはもちろん、加盟各社にも定期的な審査、及びCICと通信認証を行っているパソコンからの使用に限る等の措置を行っています。

もちろん他の信用情報機関との情報交流の場合を除き、加盟各社以外からの照会に対し情報を公開することはありません。

なお、利用者ご本人及び代理人からは、ご自身の信用情報を確認することができます。これについては、次章で詳しく説明いたします。

自分の信用情報を知りたくなったら

調べる
ここまでで説明した通り、クレジットやキャッシング利用において信用情報は欠かせないものです。

信用情報は個人情報のかたまりであり機密情報でもありますが、ご自身でも情報開示の請求をすることで、その内容を確認することができます。請求方法は窓口、郵送、パソコン、スマートフォンの4通りあり、ご都合の良い方法を選べます。

なお、代理人による手続き方法、必要書類、及び手数料は下記説明と異なりますので、CICホームページにてご確認ください。

窓口での情報開示

全国7箇所にあるCIC開示窓口(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・岡山・福岡)で受け付けています。

受付は平日の10時から12時、13時から16時です。その場で開示報告書が渡されます。

必要な書類等は以下の通りです。

  • 開示手数料(500円)
  • クレジット会社等にお届けの電話番号(電話番号が一致しないと情報が開示されません)
  • 本人確認書類(運転免許証、個人番号カード、パスポート、写真つき住基カード、保険証+年金手帳等。個人番号通知カード、住民票は使えません)
  • 旧姓での開示も希望する場合は、確認書類(戸籍謄本等)

郵送での情報開示

CICは、郵送でも情報開示の請求を受付しています。新宿にある「CIC 首都圏開示相談室」にお送りください。

なお、予め郵便局で1000円分の定額小為替を購入する必要があり、購入時に別途100円の手数料がかかります。

必要な書類等は以下の通りです。

  • 信用情報開示申込書(Webから印刷できます。また電話で取り寄せることもできます)
  • クレジット会社等にお届けの電話番号(開示申込書に記入。電話番号が一致しないと情報が開示されません)
  • 開示手数料(1000円。定額小為替で納入)
  • 本人確認書類2点(運転免許証(写)、個人番号カード(写)、健康保険証(写)、住民票(原本)等)
  • 旧姓での開示も希望する場合は、確認書類(戸籍謄本等)

書類をCICに送付後、10日程度で簡易書留により開示報告書が郵送されます。

パソコン、スマートフォンでの情報開示

CICは、パソコンやスマートフォンでも情報開示を受けることができます。

毎日8時から21時45分まで開示を受けることができ、便利です。

必要な書類等は以下の通りです。

  • パソコンの場合はインターネットに接続可能で、Windows7以上、かつInternet Explorer8以上が利用できること
     スマートフォンの場合はiPhone(iOS 7.0.6 以降)、またはAndroid4.1以上
  • Adobe Reader(CIC Webサイトからダウンロードできます。iPhoneの場合は予めApp Storeからダウンロードして下さい)
  • クレジット会社等にお届けの電話番号(電話番号が一致しないと情報が開示されません)
  • クレジットカード(開示手数料の決済に使用。手数料は1000円)
     利用できるクレジットカードは限られています。
    (発行元がJCB、三井住友、三菱UFJニコス、イオン、セゾン、セディナ、UCなど)

詳しくはCICホームページにてご確認ください。

CICのWebサイトに書かれた手順で進めると、短時間で開示報告書をダウンロードすることができます。

なお、パソコンの不具合やスマートフォンの電池切れ等の理由で開示報告書がダウンロード・表示できなかった場合、96時間以内であれば再開示の手続きをすることにより無手数料でダウンロードすることができます。

こんなとき、どうする?

こんな時どうする?

クレジットカードの審査に落ちたので、理由を知りたい

クレジットカードの審査は発行元の会社で行っており、審査もCICの情報だけで行っている訳ではありません。

また、申込みをした事実はCICに通知・登録されますが、発行の可否はCICには通知されません。

従ってCICに問い合わせても回答は得られません。

そうは言っても、「いや、そんなこと分かっているよ。カード会社に問い合わせても満足した回答がもらえなかったので、CICに問い合わせているんだ」というご意見もあるでしょう。

CICでは申込者本人の信用情報を交付することができます。

あとはWebでの各種情報を参考にしながら、ご自身で発行されなかった理由を推測して頂くしかありません。

本人確認書類の紛失・盗難があった

CICに届け出ることにより信用情報に登録されます。これにより、悪意のある人が無断でクレジットカードを契約した場合に、CICの信用情報と照合することによって申込を否決するための根拠資料となりえます。

情報は5年間保存されますが、途中で申し出により情報を削除することも可能です。

新宿にある「CIC首都圏開示相談室」、または郵送で受け付けています。

郵送の場合、「紛失・盗難情報登録用紙」をダウンロードし記入いただきます。手数料は情報開示をする場合と同額です。

自己破産や債務整理等の情報は登録されるのか?

自己破産や債務整理、特定調停、民事再生の申請、過払い金請求といった情報は登録されません。

但しカード会社への支払が遅れた場合は、その内容が登録されます。

登録されている信用情報が間違っている

情報

3つのケースが考えられます。それぞれについて、説明していきましょう。

クレジットカード会社に変更届を提出したが、反映されていない

CICへの反映は、クレジットカード会社の締め日に合わせて月1回となっています。従って日数がかかります。

変更届を提出した月の分の請求書が到着し、引き落としが終わってから確認されることをおすすめします。

クレジットカード会社に変更届を出し忘れた

すみやかにクレジットカード会社に変更届を提出しましょう。反映のタイミングは「5-2-1.」に記載の内容をご参照ください。

届出していない情報が登録されている

クレジットカード会社に問い合わせをしてください。

なお、開示受付日から2ヶ月以内であれば、CICからクレジットカード会社へ調査を依頼することも可能です。この場合は本人からCICへ連絡して下さい。

【まとめ】
CICは、以下のような特徴を持ち、業務を行っている会社です。

  • クレジットやキャッシング、ローン、携帯電話の分割払いなど、様々な「お金に関する信用情報」を収集する会社です
  • 記録される情報は、本人に関する情報や支払情報等です
  • クレジットやキャッシング等の審査のため、契約各社の照会に応じて情報を開示します
  • 契約者本人もCICに対し、自分自身の信用情報を開示してもらえます
  • 収集した情報は、原則として加盟各社及び本人以外には開示されません。但し、各信用情報機関で情報交流を行っています
  • 加盟各社は契約状況に変更があった場合、その内容をCICに通知します。
  • カード申込みが不可となった場合の原因は、CICではわかりません。

CICは直接契約者の前には出てこない存在ですが、クレジットやキャッシングに関して大切な役割を果たしています。

正しい情報で審査をしてもらえるよう、変更届等は確実に提出しましょう。もちろん、月々の支払をきちんと行うことも大切です。

また、時々はCICからご自身の信用情報を開示してもらい、内容をチェックすることも大切です。

参考:
CICトップページ:http://www.cic.co.jp/index.html

<CICとは?>
CIC 信用情報機関の役割:http://www.cic.co.jp/cic/part.html
消費者庁「国民生活審議会 I 消費者信用情報機関の意義」:
http://www.caa.go.jp/seikatsu/shingikai2/kako/spc08/houkoku_b/spc08-houkoku_b3-I.html
CIC 割賦販売法 指定信用情報機関制度:http://www.cic.co.jp/cic/system01.html
CIC 貸金業法 指定信用情報機関制度:http://www.cic.co.jp/cic/system02.html
CIC 会員管理:http://www.cic.co.jp/confidence/management/index.html
CIC よくあるご質問「なぜ自分の情報が登録されているのですか?」:
http://www.cic.co.jp/faq/detail/cre/cre01/002581.html

<CICの情報活用>
消費者庁「国民生活審議会 I 消費者信用情報機関の意義」:
http://www.caa.go.jp/seikatsu/shingikai2/kako/spc08/houkoku_b/spc08-houkoku_b3-I.html
CIC 割賦販売法 指定信用情報機関制度:http://www.cic.co.jp/cic/system01.html
CIC 貸金業法 指定信用情報機関制度:http://www.cic.co.jp/cic/system02.html
CIC スマートフォンを分割払いで購入:
http://www.cic.co.jp/confidence/intro/popup/phone.html
CIC CRIN:http://www.cic.co.jp/confidence/exchange/crin.html
CIC FINE:http://www.cic.co.jp/confidence/exchange/index.html
CIC 会員管理:http://www.cic.co.jp/confidence/management/index.html

<情報開示>
CIC 情報開示とは:http://www.cic.co.jp/mydata/index.html
CIC 窓口で開示:http://www.cic.co.jp/mydata/contact/index.html
CIC 窓口開示での本人確認書類:http://www.cic.co.jp/mydata/contact/id-contact.html
CIC 郵送で開示:http://www.cic.co.jp/mydata/mailing/index.html
CIC 開示申込書:http://www.cic.co.jp/mydata/mailing/documents/honninF586.pdf
ゆうちょ銀行「定額小為替」:
http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/sokin/hikoza/kj_sk_hkz_kogawase.html
CIC よくあるご質問「旧姓でも開示をしたいのですが?:
http://www.cic.co.jp/faq/detail/kaiji/kaiji02/002538.html
CIC インターネット開示(パソコンで開示):http://www.cic.co.jp/mydata/pc/index.html
CIC 手数料のお支払に利用できるクレジットカード:
http://www.cic.co.jp/popup/creditcard.html
CIC インターネット開示(スマートフォンで開示):
http://www.cic.co.jp/mydata/sp/index.html

<こんなとき、どうする?>
CIC よくあるご質問「クレジットの審査」:
http://www.cic.co.jp/faq/detail/reg/002605.html
CIC 本人申告とは(本人確認書類の紛失・盗難):
http://www.cic.co.jp/declaration/index.html
CIC よくあるご質問「裁判所へ特定調停や民事再生を申請した場合」:
http://www.cic.co.jp/faq/detail/cre/cre01/002586.html
CIC よくあるご質問「自己破産の登録は何年間ですか?」:
http://www.cic.co.jp/faq/detail/cre/cre01/002585.html
CIC よくあるご質問「ブラックリスト」:
http://www.cic.co.jp/faq/detail/cre/cre01/002582.html

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